鶴瀬・ふじみ野・富士見市でアロマ＆ハーブ講座【整体＆ヨガ・アロマ】

2023/04/10

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オーナーセラピストの山蔦です。

今週１４日（金）はハーブ＆アロマ講座（15時00分〜16時30分）があります。

毎回、ワイワイ盛り上がっていて、お悩み相談会みたいになっていて時間も延長しがちなんですが、ご興味のある方はご予約ください。

まだ若干空きがございます。

今回は、ハーブとアロマのお勉強です。

先月の続きという感じですが、初めて参加する方でも安心して学べるようにおさらいもしていきますね。

現在、当店では２周年記念ということもあり、施術が終わると「ネトル」のハーブティーをお出ししています。

あまり日本では馴染みはないかもしれませんが、ネトルは欧米の植物療法には欠かすことができない重要なハーブとして知られ、はるか昔から現在に至るまで、さまざまな症状に用いられています。

その作用の本質は体の中の老廃物（酸化物や尿酸などの代謝産物）の排泄を促すことによって血液を浄化し、アトピー性皮膚炎や花粉症、リウマチといったアレルギー性疾患や痛風や前立腺肥大といった代謝性疾患を予防することにあります。

ネトルの効用を生かして、ヨーロッパでは春先にエルダーフラワーやダンディライオンとともにネトルを摂取し、体質改善をはかる春季療法と呼ばれる方法があります。

ネトルの含有成分はクエルセチンなどのフラボノイドやルチンなどのフラボノイド配糖体、それにクロロフィル（葉緑素）やβ-シトステロールなどのフィトステロール、さらにはβ-カロチンやビタミンＣにケイ酸、カルシウム、カリウム、鉄などのミネラル、さらには葉酸などと多岐にわたります。また、ネトルには鉄が含まれているため、貧血の人や妊婦さんが服用するケースがあります。鉄は体内での吸収率が低く、また、動物性食品に含まれている鉄よりも植物性食品に含まれている鉄のほうが吸収しにくいことが知られていますが、ネトルの場合はビタミンＣが含まれているため鉄の吸収が高まりますし、また、フラボノイド類が鉄イオンをキレート化して可溶化するため、吸収が高まると考えられています。ケイ素は骨や歯、爪や髪などにカルシウムとともに存在し、また、コラーゲンやエラスチンといった結合組織に働いて構造を強化することでも知られています。

ネトルが血液浄化とは別に爪や髪の弱質化や瘢痕の修復など、植物美容学や植物皮膚学の領域でも用いられているのはこのためです。なお、ネトルはドイツの植物療法でリウマチや膀胱炎、尿道炎、それに尿砂（結石の原因となる砂）を洗い流す目的で用いるとされています。

ちょっと専門的になってしまいましたが、講座に来られない方、またはご来店時にハーブティーを出されたけどなんだったっけ？？

という方のために解説してみました！

今後のハーブティー選びにでも、あるいは豆知識としてお役立てください。

JMHA認定メディカルハーブコーディネーター資格保有

山蔦（ヤマツタ）でした。

ながながとお読みいただきありがとうございました。

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